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「人の心を動かす」ということ~ストリートファイター30thアニコレ限定版に寄せて~


2018年10月25日。 お待ちかねの「ストリートファイター30thアニバーサリーコレクションインターナショナル COMPLETE EDITION」が我が家にも届きました。 以下、商品お勧めというよりは 私のストリートファイターへの思いやファン歴のような話を中心に書きましたのでご了承ください。30周年だよたまにはいいよね。

さてアニコレ限定版ですが… イーカプコンのツイッターで限定版の内容を見て危ないテンションのまますぐに予約を入れました。 何かリアルに拝んだ記憶があるよね、タロットの描き下ろしバルが尊すぎて。

届いた箱の大きさは~ッ?(メナト)

でか!!!!!!!!!!!

※会社から帰宅直後に出た第一声

メインタイトル30周年記念限定版ということもあってか公式の本気を感じるこのオーラ。 余裕でエイジスリフレクターくらいの大きさはあったので休みの日にゆっくり開けようと判断。

そして先日、いざ開封の儀。

私くらいのオタクともなると 形而上的存在である至高のタイトルや

推しがこの世に具現化された有形物

(一般的にはグッズと言います)を自らの不浄な肉体で汚したくはないので

こうした手袋を使うわけですね。

オタクめんどくさい。

以下、COMPLETE EDITIONならではの限定グッズをご紹介。

〇額装グラフィックアート 言わずもがな、

当該限定版メインのアイテム。

ほぼ一目惚れでしたので購入には何の躊躇いもなかったなぁ。相変わらず予約したあとに価格を確認したよね。だから画面見てないって言われんだね。

それにしてもこのリュウのカッコよさったら無いよね。

雄々しさ、凛々しさ、清々しさ、誠実さと一途な意志との同居。 向かい合う相手が女性であろうが

拳を極めし者であろうが、 リュウの表情は変わらないのでしょう。 これぞリュウであり、

ストリートファイターそのものだと感じます。

〇タロットカード 待ってた!!!!

これ超待ってた!!!!!

箱を開けたらバルログがすぐ出てきました。愛です。※嘘

バルの両脇を飾る花の考察については過日のツイートに譲りますね。↓

上記ツイートにも書きましたが、 月下美人の花言葉は薔薇以上にバルログというキャラにマッチしてる。 THE MOONというカードも希望よりは不安や混沌のほうの意味を示すものですし、 公式の本気を見た気がします。これは凄い。

たまにこういう、非常に深いキャラ解釈をしたアイテムを投げて頂けるのは 一ファンとしては感謝してもし足りないくらい、素直に嬉しいです。

なお、当該タロットカード全般詳細は春麗ファンのイオさんのブログ「鳳仙花」 アレックスファンの沼丸さんのブログに詳しいので、こちらをぜひご覧ください! お二方ともに、タイトル愛とリスペクトに溢れた素晴らしい記事を書かれています。

〇ALL ABOUT ストリートファイター 15周年で出された同名書籍の復刻版なのだそうですが これだけは持っていなかったので、

まさかの復活で大喜びの一品です。

各タイトルのストーリーモードでの

各キャラ同士の掛け合い、 エンディング紹介やマニアックな用語集等が掲載されています。 ハンディで読みやすいのも有難いですね。

ところで、

用語集のバルログ紹介の項目に 「春麗の美しさに嫉妬しているらしい」

みたいな記述がまだあったんですよ。読んだ瞬間豪鬼みたいな顔になりましたよ。

もうみんな忘れようよこれ。誰も幸せにならないよ。

〇差し替えジャケット全種 これも大きな楽しみの一つでした。

まあ最初にやったのが最愛のタイトルへのジャケットの差し替えね。

こないだ自宅で発掘したゲーメストビデオと一緒に。

当時は女子という(当時はね)、

年齢的にちょっとゲーセン行き辛かったということもあり、

このビデオ見て近所のスーパーみたいなところで一人黙々CPU戦をやってたのが思い出。

対戦はそれほどできなかったんだね。

ちょっと勇気出してゲーセン行っておけばよかったかもしれませんね。

そして家庭用で3年以上1人でCPU相手に黙々とやっていたのが下記2タイトル。

使用キャラはリュウとバルログ(ターボ)がメイン、サブでガイル。 やはり年齢的に躊躇がありゲーセンにも行けず、対人戦も出来なかったので 全キャラ最高レベルでクリアまではやってました。

私の格ゲーの基礎は恐らくこの3年がベースとなっていると思います。 レベル4のベガに何度も何度もやられて、 50回近くのコンティニューを経てやっと勝てたのはいい思い出。ホント嬉しかった。

一方、アーケード(対戦)で一番プレイしたのはゼロ2とゼロ3です。

スパ2Xの頃と環境が変わり、

比較的ゲーセン通いがしやすくなったことも大きかった。 ゼロ2ではナッシュ、ゼロ3ではバルログとナッシュメインで数年間やってましたが 大して強くはなれなかったです。 フレームとかも全然知らなかったなぁ、

あまり考えてやってなかったのも悪かった。

ゼロ3は、振り返れば、 自分ではバルログよりも明らかにナッシュのほうが動けていたように思います。 ZイズムはともかくVイズムはもう明らかにナッシュのほうが動かしやすかった。 サマーからニーのコンボが比較的やり易かったし。 バルはテラーのVコンボが私には無理だった。愛が足りなかったね。

当時は当時なりのコミュニティでお世話になり、楽しかったですね。 未だに繋がっている人も数人います。有難いことです。

【最後に。仕事に対する“志”】

9月23日東京ゲームショウへ行った帰り、 ウラサワカナさんと会食する機会がありました。 (カプコンの社員さんですが、色々縁があって友人付き合いをしているためです。 知り合ったきっかけはこちらの記事に詳述

カナさんの仕事はキャラクターグッズの企画販売が中心なので、 有形物を商品として扱っている。 一方で私の業種は教育関連のため、 授業やコーチング技術=無形サービスがいわゆる「商品」に当たります。

ただ、有形無形問わず、お客さん(生徒)の心を動かすのは 作り手の想いであることは変わらないねという話をしました。

ベンガスさんの凛々しいリュウ、 ヒナナナさんによるキャライメージを花に託した描き下ろしタロット、 思い出深き歴代シリーズの看板イラストを誂えたジャケット。 これらの企画・商品化に携わってくれたカナさん、中山さんたちスタッフの方々。

私は、今回のグッズは、 カプコンが自社のメインタイトルのプライドを懸けて 長らくのファンの心を汲んで作ってくださったものだと受け取っています。 そしてそれは、新参古参問わずファンの心を十分に動かしてくれたのではないでしょうか。

特にカナさんは、長らく公式の広告塔で春麗としてファンと接してこられた社員さんであることは周知の事実。

私が会うたびに思うのは、カナさんは間違いなく内面も春麗なんですね。(めっちゃ面白い側面もありますが笑)

そして未だに、誰よりも春麗を愛しているということも伝わってきます。

私の最愛のタイトルである「ストリートファイター」に カナさんのように志とタイトル愛で仕事をなさる社員さんがいてくださって、本当に良かったと思っています。 友人という側面と、 大企業で全くブレず、自らも同タイトルのファンを公言し 特にタイトルやキャラを愛するファンを大事にしてくれるカッコいい社会人という側面と。 いつもそんな気持ちでカナさんとは話をしています。私自身が自分の仕事とどう向き合っていくべきか、話をしながら深く考えるきっかけをもらえますね。

25年ほど同タイトルのファンでいる私ですが、 有形無形問わず得たものや学んだことはあまりに多い。 一番は今ある友人知人との縁に違いありません。

人生は人との出会いで幸福度や豊かさが決まると言えます。

私にとって掛け替えのないと言っていい「ストリートファイター」シリーズ。

これからも一ファンとして心から応援し、誰より楽しみます!


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